2011年6月2日木曜日

刻々と変化する被災地

いろいろな情報がとびかっています。
報道では知らされない状況。
先日も、ある喫茶店で
隣の席から聞こえて来た話、
「被災者がボランティアに頼りすぎている
自立を考えて行かなければ…
支援物資をもっていったら、略奪する様にみんな持って行った…」
私のであった光景とは全然違う状況に
少し驚かされました。
そして、それに追い打ちをかけるかのように…。
石巻ベースでの仲間からのメールに
〜〜〜
立ち直れない症候群は、よく耳にします。
「もらって当たり前」という意識が蔓延しつつあるようです。
支援者側の「帰れない症候群」も、私個人的に気になるところです。
 一般社会では、なかなか感謝される仕事ってないものですが、
被災地ではちょっとしたことでも感謝されます。
〜〜〜
とありました。
なんと表現してよいのか…
そういうことを生み出しているのは
ボランティアの人たちの気持ちひとつだと…思うのです。
現実を見ていない、甘い考えかもしれませんが、
ボランティアの人たちの
被災者のために何かをしてあげている
この気持ちが回りの人たちをそういう気持ちにさせていってしまっているのでは…。
ともに前へ進もう!
被災者のためにしているのではなく、
日本人として
いや人として
ともに進む気持ちで作業をすれば…と思うのです。
私が出会った被災者の方はまだまだ被災度が軽い方だったのかもしれません。
その被災の度合いにより、
気持ちが違うのかもしれませんが…。
ともに進む気持ちでいれば、
先日のメールにもあったように
被災者のみなさんも立ち上がろう!とするのでは…と。
でも、ほんといろいろな状況があるのだと…
つくづく感じています。
そして
これは被災ボランティアだけでなく、
日頃の全ての行動がこれに通じると私は思っています。

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