2011年11月28日月曜日

11月23日小幡緑地東園でビーバー隊隊集会を実施しました。
その時の記事を団内通信取材担当の保護者の方が書いて下さいました。とても素晴らしいので、みなさんに紹介したいと思います。
実はこの他にも
小幡緑地本園 〜ドラゴンボールを探せ!〜
小幡緑地西園 〜ジェラシックパーク、逃げ出した恐竜たちを救い出せ〜
と探険をしました。
今年は〜もりやまたんけんたい〜
守山区内を探険して楽しみます。
みなさんも一緒に活動してみませんか?


























平成23年11月23日ビーバー隊隊集会
「ジョーンズ博士の宝の地図」~小幡緑地東園~
 今回の隊集会は、小幡緑地公園東園にて。
天気は曇り。少し肌寒い中、9名のスカウトが元気に参加しました。
 上野隊長の友人のジョーンズ博士が古い宝の地図を託してくれました。この林の中に宝が隠されているとのこと。スカウト達は、宝の地図を食い入る様に見つめて、どこへ行けばいいのか探検のルートを探ります。
「あっちがじゃない?」「いやこっちだよ」と意見が割れますが、皆で相談しながら先に進みます。
 最初のポイントは「危険な猛獣の通り道」
よーく耳を澄ますと「ゴォーッ シャーーッ」と轟音が鳴り響きます。まさに危険な猛獣の鳴き声の様。音のする方へ道を進むと・・・なんと頭上を高速道路が通っていたのでした。猛獣の鳴き声は、高速を走る車の音だったのですね。
耳を傾けると、色んな音がある事に気づきます。普段あまり気にぜず生活しているけど、五感を意識してみるのも大事だと思いました。
 猛獣の通り道を難なく過ぎると、緩やかな下り坂があり、その先に間瀬リーダーの姿が!スカウト達は間瀬リーダーの姿を見つけ嬉しそうに駆けつけます。
次のポイントは「トロッコで渡れ!」
ここから先は、深い崖があり、トロッコで渡るしか無く、後ろからは大きな岩が迫る危険がある・・・という設定で、トロッコを走らせます。
距離にして100~200メートルくらい。スカウト達は順番に一人ずつトロッコに乗ります。その際、感心した事が一つ。
 トロッコは両脇を赤と青のロープに通してあり、後ろに白いロープが付けてあります。降りていく時は、乗っていないスカウト達が赤と青のロープをしっかり握っておきます。そしてトロッコを坂上に戻す際、白いロープを手繰り寄せて、次のスカウトがトロッコに乗ります。
この作業が延々続くのですが、スカウト達はちゃんと次を見越して、ロープを自在に操っていたのです。
トロッコが降りるときは赤と青を握り締め、トロッコを手元に引き寄せる時は、すかざず白いロープを引っ張る・・・
ちゃんと説明があった訳では無いのに、瞬時に判断し、力を合わせて無事に全員トロッコで渡れた事に感心しました。
ちょっぴり怖いのか下を向いて乗る子も居れば「楽しーい!」と叫びながら降りていく子も居て、それぞれの表情がとても可愛かったです。
 さて、トロッコで無事に崖を渡ると、次に宝の地図が示すのは「謎の木と宝」
いびつな形の謎の木を目印に、右手は道があるのですが、左は鬱蒼と茂る林。道なんて無いし、唯一の入り口には大きなクモが巣を作って待ち構えています。
しかし、地図には林の中に宝の目印が。本当に中まで行けるのだろうか・・・勇気を振り絞り、スカウト達は恐る恐る中へ・・・
背丈ほどの雑草や木々の枝葉を掻き分け歩くと、枯れ木を踏みパキンと音がします。枯葉の絨毯はふわふわしていて、足もとから伝わる感触が心地良かったです。奥へ進めど、宝は無い。スカウト達の足も止まり、士気が下がっていたその時・・・
 「あったー!!宝あったー!!」一人のスカウトが指さす先に宝の箱が!!
スカウト全員、さっきまで足が動かなかったのに、宝を見つけた途端に走る走る!!我先にとお宝の箱を手に取ります。
中を開けると、金のメダル(チョコ)がザックザク。やっと宝をゲット出来たーと喜びに浸っていると、
「ダレだー!!俺の宝を盗むヤツはー!!」  低い地を響く恐ろしい声が・・・山賊が現れた!!
歓喜の声が一転、悲鳴となり辺りはちょっとしたパニックに。山賊はベージュの服を着ていましたが、林の色と同化し、姿が見えづらく大人の私でも怖かったです。
 山賊がじわりじわりと近づく中、宝を返して逃げる子、返そうかどうか躊躇する子、全部持って逃げようとする子・・・とっさの出来事に彼らの性格が垣間見えました。
スカウト達は、ロープを伝って傾斜のある丘を登り一目散に逃げます。しかし、宝を持ったスカウトが捕まってしまいました。その時、勇敢なスカウト達が、山賊と戦い、無事に仲間を救出したのでした。
 山賊をやっつけたスカウト達は、美味しいお宝もゲットし、みんなで仲良く分け合います。
様々な冒険を無事に終え、スカウト達は勇敢なビーバー隊に成長出来たようです。
 間で、「休め!気をつけ!」の号令でも、スカウト達の動きがピシッとしていて、リーダーに褒められていました。まだまだ小さなビーバー達ですが、頑張っています。
 今回の冒険もとても充実して、子どもも「もう一度今日の朝に戻らないかな」なんて言うほど、楽しめたそうです。
東園一周の距離をずっと歩き続けたのに、疲れも感じず、皆が楽しみながら自然を満喫することが出来ました。今回の準備をしてくださったリーダーの皆様に感謝します。

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